通算30回目

今日のメニューは

  • 赤飯
  • つくねと信田巻きの炊き合わせ
  • 若竹汁
  • ひさご卵

いつものように反省の色もなくちょっと遅刻。もう説明が始まってたけど、最初の赤飯は作り方だけ聞いて実際には作らない参考料理だったので、助かったような気もするし説明しかしないのにその肝心な説明を全部聞けてないんじゃダメじゃんとも思う。「小豆の渋きり」という言葉を初めて知った。たかが赤飯とはいえ色々めんどくさそうだ。女の子のいるうちは自分とこで作るんだろうかとか余計なことを考えてた。話に集中しろ。ちなみに信田巻きはふきを油揚げで巻いて煮たやつでひさご卵はだし巻き卵をひょうたん型に成形したやつだ。


まずは前半戦。僕がねぎのみじん切りをしてる間にチームの誰かがふきを茹でたり油揚げを湯通ししたりしてくれてたので(湯通しはあらかじめしてあったかもしれない気がしてきたけどまぁいいや)、繋がってるのが散見されるみじん切りが終わったらそっちを引き継いで巻き作業に入ったのだけど、巻きがゆるかったせいか1本目は切り口がきれいな円にならなかった。先生にも「ちゃんと巻いた?」って聞かれた。もちろん「はい」と答えた。これを踏まえて2本目はきつめに巻く。今度はちゃんとできたので時間があれば1本目もやり直したかったけどそんな時間はございませんでそのまま煮る。まぁ味は変わるまい。


つくねは他の誰かがやってて、かき混ぜるのとか普通に素手で、初対面の人が素手で混ぜた料理を平気で食べたりするから不思議な空間だ。潔癖症の人とかは辛いだろうと思うけど、そんな重度の潔癖症の人はそもそも料理教室なんて来ないかもしれない。つくねは茹でた後調味液で煮る。若竹汁用のだしをとって前半戦終了。


後半はひさご卵から。2人で途中交代して1本焼く。だし巻き卵を作るのは久しぶりだったけど、我ながら上出来だった。失敗してもパートナーにフォローしてもらおうと思って先にやったのだけど、僕の方が上手いくらいだった。もちろんそんなことは言わないけど。出来た棒状の卵焼きは巻きすで巻いて菜箸で挟んで輪ゴムで止めておく。冷えて固まるとひょうたん型になってるという寸法だ。


若竹汁。わかめはともかく筍はだしで煮るのかと思ってたら水煮のやつを軽く塩茹でしてだしで煮るのはほんの一煮立ちだけだった。そんなんで味がついてんの?と思ったけど、煮物じゃないんだから薄味でいいのかもしれない。それぞれ盛り付けて完成!赤飯は支給されてごま塩だを炒るのだけ自分たちでやった。


試食。若竹汁はやっぱり物足りなく感じたのだけど、正解がわからないので失敗なのかどうかもよくわからない。赤飯は久しぶりに食べると美味しい。毎日はちょっと遠慮させてもらいたけど。ふきなんてこんな機会でもなければ自分では絶対買わないし料理もしないし食べないと思われるが、意外に美味しいものだと認識した。でもうちで作るかどうかは別、というか作らない公算がかなり高い。


試食も終わって帰りがけ、前回3人でやったとき同じテーブルだったメガネさんが実は今日も一緒のテーブルで、4人だと楽だねーというのを実感しあった。