またまた献血日記

今日と月曜は職場が指定した夏休み。自分で選べる方がいいんだけどなぁ。それはともかく何も予定がないということで確か前回は5月の初旬だった気がしてそれだとちょうど3ヶ月経つので献血に行ってみた。今回はまだ行ったことのないK駅アーケード街の献血ルーム。そのままバレエに行けるように遅めの時間に行ってみると平日だからかかなり閑散とした感じだった。広いけど漫画・雑誌類はあまり充実してない様子で少し失望。こんなこと考える辺りがどうにも偽善者っぽい。


すぐ受付→問診→血液検査と進んだがここで問題発生。看護士さんに「夏バテしてますか?」と聞かれる。どうもミディ・クロリアン値じゃなくてヘモグロビンが400ml採血するには少ないらしい。えー。今日は止めた方がいい、とか言われかけたので成分献血ならどうかと聞いてみるとそっちなら大丈夫らしくて急遽成分献血に切り替えることにした。成分献血用にまた検査用採血されたけどまぁ仕方ない。レバーとかほうれん草とか食べなくちゃだわ、とか薄ぼんやり考えつつ案内されて採血台へ向かう。


担当の人は少なくとも見えてる部分(でかいマスクしてるので)は綺麗なやたらすいませんすいませんいう人だった。まだあまり作業に慣れてない感じ。で採血が始まったのだけど始まるや否や「あれ?」とか不吉なつぶやきが聞こえる。どうしたのか尋ねると通常より採血のペースがゆっくりしてるんだそうだ。特に問題はないというけどそれは僕の血がいわゆるドロドロ血だってことだろうか?犬が玩具にすると喜びそうなウレタン樹脂の固まりみたいのを握力の戻らない山田太郎のようにニギニギするよう渡される。


しばらくは特に問題もなく持ち込んだ本をのんびり読んだりしてたのだけど、突然針が刺さってる部分に違和感が。すぐさま飛んでくる少なくとも目は美人看護士の人。採血マシンをチェックし始めて出た結論はどうも血管から針がずれてしまったらしくてあえなく採血は中止となってしまったのだった。射した箇所付近が内出血するするということで謎の塗り薬をすいませんすいませんと謝られつつこれでもかと塗られる。内出血くらい日常茶飯事とは言わないまでもよくあることなので全然問題ないのだけど多分文句言う人とかもいるからすごい低姿勢なのかなと思った。幸いなことに採血は必要な分は取って余分な血を体内に戻す行程に入ってたので僕の偽善行為が無駄になったわけではないようだ。


ロビーでお菓子食べながら休憩してると献血手帳とか返しに来てくれたのだけどその人がなんか色々入ってるカゴを持ってきてた。なんでも今月は誕生月なので好きなグッズを1つくれてやるから選べというのだ(実際はもっと丁寧な応対)。ラッキーと思いつつカゴの中身を見るとうーん、僕敵にはどうにも魅力に欠けるものばかり。それでも結局一番大きな保冷トートバッグ(ただし作りはかなり粗くて100円ショップで売ってそうな感じ)を選んだりしたので「舌切り雀」だったらひどい目にあうところだ。


よい子は献血後は激しい運動をしちゃいけないのだけど、よい子でもよゐこでもないので時間までマクドナルドで読書してからバレエへ。