上京物語日記

両親が上京してきたので一日お付き合い。まずはお薦めした北斎展へ行った。車で来る2人と会場で待ち合わせしたのだけど人身事故だか何だかで電車が遅れてちょっと遅れて到着。両親はすでに入場券売り場で待っていた。午前中とはいえ休日の混み具合は平日と比べるべくもなくこの前見に来たときにはなかった入場制限がかかっていた。あれでも結構な混雑でうんざりしたのにまだマシだったなんて。。「10分待ち」というアナウンスがあったけど明らかに20分以上並んでやっと入場。寒かったけど日が出てたのでまだよかったと思う。


入れたのはいいけど当然のように中も人が盛りだくさん。エゴ丸出しの愚民どもがちっとも進まないので人垣の間からチラ見という感じが多くなってしまい、薦めた手前特に楽しみにしてた風な母親に対してはなんだか申し訳なかった。足元を動く歩道やゆるいスロープにするとかもっと高い位置に展示してガン見する客を減らすとかスムーズに人が流れるようにする展示方法はないものだろうか?あと前にいたカップルの大してカッコよくもない男の方が女の方のケツを触ったり腰を抱いたりしつつくだらない薀蓄だか感想だかをくっちゃべりながらノロノロノロノロ進むので象に踏み潰されて3回死ねとか思った。


北斎展と打って変わって人影まばらな常設展を軽く流して外へ。上野駅の側の韓国焼肉屋で昼食。焼肉なんて多分1年以上ぶり。今日は体重のこととかあんまり考えないことにして(普段だってそんなに考えないけど。そして体重計に乗って後悔する)美味しくいただく。チーズ入りチヂミがチヂミというよりピザだった。


腹ごなしにアメ横散策。普段がどれくらいなのか知らないので比較しようがないけど結構な人ごみだった。年の瀬にはまだ間があるのにこんなだと本格的に年末になったら動けなくなるくらいなんじゃないだろうか。絶対来たくない。オマケが本体の4倍ほどある乾き物とか外国人向けの日本テイストあふれるTシャツとか面白かったけど特に欲しいと思うようなものはなく。父親が職場へのおみやげ兼話のタネに買った高級チョコ袋詰めは中を見たら普通に森永のとかだった。


駅近くの駐車場に戻りうちまで移動。都内在住の弟も呼んで食事することになった。コタツ布団とかハロゲンヒーターとか食料とか酒とか色々持ってきてもらったのだけど、あまりモノを増やしたくないのでありがたいものとこれはちょっとと思うものと半々くらいだった。何度か顔を合わせてるのに臆病な三毛はコタツから一歩も出ずの篭城作戦。反対に茶トラは興奮気味に動き回ってた。まぁいつものことだ。


帰り際、恒例の帰ってこい話になったので適当に流して送り出す。帰るには東京にしがらみが多すぎると思う。念のために新幹線定期とか調べてみたら月13万とかして家賃分を差っ引いても全然割が合わないので、やっぱり僕は僕は帰れない。