エミール・ガレ展

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2005/0122/200501.html


母親が上京して見に行くというのでついていった。東京駅で待ち合わせ。あちらは携帯を持っていないし、東京駅の状況も把握できてないのでなかなかスリリングだったけどなんとか合流成功。東京駅から総武線に乗ろうとしてたので来てよかったと思った。


11時半頃江戸東京博物館に到着。何気に両国駅初上陸だったりする。午前中の方が混んでなさげなので昼食前に見ることにする。土曜日だし展示期間終了が迫ってるせいかそれでも結構な混み具合だった。


展示品はほぼ時系列で並んでる。最初は陶器が多かった。ガラスというイメージが強かったのでちょっと意外。機能的とは言い難いほどユニークな形をしてたりカエルやらトンボやら生き物がデザインに組み込まれてるのが面白い。あと和テイストなものが割と多かった。


陶器が終わるとガラス工芸に。最初は割とおとなしめというかオーソドックスな感じのが多かったけど、開発した新しい技法が使われるようになると色も形もエキセントリックになってくる。でも水墨画を意識したらしい黒いシリーズはあんまり好みじゃなかった。なんか洗ってなくて内側がカビだらけになってしまった花瓶のような感じがして。。あと気になったのは正面と裏側のデザインや絵が違ってる作品の場合、裏側を写真で紹介してること。ろくろみたいに回転する台に乗せればいいのに、とか思った。実際乗せてるのもあったけど、1つだけ。安全面とかで問題でもあるんだろうか?


途中には家具のコーナーもある。これがなかなかよかった。寄木細工のような技法で天板に風景を描いてたり、脚のデザインがトンボだったり。相当なトンボ好きだな。下世話な話だけどこれだけ凝った作りだとお値段の方も相当なんだろうと思われる。子供がシール貼ったり猫が爪研いだりしたら卒倒する、きっと。


後半は反戦のメッセージが込められた作品やデッサン画、尺が大きいもの、ランプなど。デッサン画と作品を比べると希望通りにはいかないものなのだということがよくわかる。ランプは有名なヒトヨタケのはなかったのがちょっと残念。


2時間弱で一回りし、母親は出口付近のグッズ販売場でポストカードだかクリアファイルだかを買ってた。僕は特に何も買わず。せっかくの両国だしちゃんこが食べてみたいというので割と有名そうなとこに行ってみるが残念ながら準備中。周辺をウロウロしてみるとグッとくる店がなく、ありきたりな蕎麦屋に落ち着いてしまう。もうちょっと考えればよかった、と入ってから後悔。