第31回森林公園完走マラソン大会(その2)

沖縄のフルマラソンのときは20分くらい動かないとか聞いてたけど、参加者の規模が違うからか思ったよりスムースにスタートできた。走りながら携帯カメラで撮影する人やiPodで音楽聴きながら走ってる人が観察できたけど、思ったよりおちゃらけ系な人は少ない感じ。

コースはアップダウンが激しくて大半は舗装されてたけど、一部芝生だったり砂利だったり。10kmほどのコースを2周する。目標は完走なのでとにかく故障やスタミナ切れでリタイアすることがないよう心がけた。

前半10kmは明らかに自分より肉体的ポテンシャルが劣ってると思われる見た目の人(ぽっちゃり体型だったりお年を召されてたり)たちにここでは書けないような失礼なニックネームをつけターゲットにして抜いていく、というゲーム感覚で乗り切ることにする。5kmくらいで胃がムカついたけどこれは多分「デッド・ポイント」ってやつだなと思ったので何とかこらえた。その先の折り返しですれ違う人たちの中にAさんを発見。無事参加できたようで何よりだった。後半戦手前の別の折り返しでSともすれ違う。向こうに見つけてもらった。服装とか知らないのによくわかったもんだ。

後半10kmに入ると右の股関節がやや痛み出したり上り坂で足が重く感じたりおなかが痛くなったりとトラブル続出。どれも走れなくなるほど深刻なダメージではなかったけど、ペースは明らかに落ちてて抜くよりも抜かれることの方が多くなっていった。さっき抜いた(ニックネームつけた)人にも抜き返されたりしてショックも大きい。あと給水所付近の路面がビチャビチャで気分悪い。気持ちに余裕もなくなってきたのでパイロンを数えたりバレエ教室までの道のりをシミュレーションしたりして機を紛らわせた。ちなみにパイロンは300本以上あったけど多分折り返しのとことか重複して数えてる。

20km地点くらいの会場へ入る手前での見知らぬ人から応援がやたら嬉しかった。ラストスパートするほどの気力はなかったけど最後の直線で1人抜いてゴール。記録は1時間49分25秒。早いんだか遅いんだかさっぱりわからないけど、無事完走できたので上出来だと思った。