最近読んだ本

チップス先生さようなら (新潮文庫)

チップス先生さようなら (新潮文庫)

今は引退して学校の向かいに住んでるチップス先生が色々あった教師生活を思い起こす話。


あまり面白さは期待してなくて薄くてすぐ読めそうだからという理由で手に取ったのだけど思ったよりいい話だった。戦禍に巻き込まれたり悲しい別れがあったりもするけど、基本的に穏やかな学校での生活や生徒との交流がほのぼの活き活きと綴られている。小説らしい小説だと思った。


働きマン(2) (モーニング KC)

働きマン(2) (モーニング KC)

増刊の責任編集を任される話を主軸にやりたいことがやれてないセラピストや昔はすごかった編集長や仕事ぶっちぎって逃避行する契約記者なんかがからむ話。


もう名前の元ネタがほとんどわからないのが悲しい。1巻に引き続きこの巻でも仕事に対するやる気とか情熱とか全然湧いてこなかった。重症かね。


黄色い本 (KCデラックス)

黄色い本 (KCデラックス)

就職を前に「チボー家の人々」を読みふける女子高生の話な表題作他3編からなる本。


なんか色んなお勧め漫画企画で紹介されるので前から気にはなってたのだけどついに読んでみた。面白くなくはないのだけど期待値が高すぎたかも。もしくは期待してた面白さのベクトルが違ってたのかも。絵もそんなに好きなタイプじゃなかったってのもあるかも。そんな中でも2番目の話が一番よかった。