そしてめぐり逢い日記

職場に遅刻メールを出し今度は葉書で受付時間をしっかり確認して警察署に向かった。自転車で約20分かけて受付5分前くらいに到着。今日は入り口に棒を持った怖い人もちゃんといる。あの人というかあの役は当番制なんだろうか?時給で計算するといくらくらいになるんだろうか?とかしょうもないこと考えながら中に入ってソファに座って待ってるともう1人落し物をしたらしい人がいた。バーカバーカ。


時間になったらOLさんみたいな可愛らしい感じの婦警さんが来て引換所みたいなとこに連行されるというか連れてかれる。残念ながら(?)婦警さんはもう1人の担当で僕の方は鈴木ヒロミツを若くして一回り太らせたような男性警官だった。鈴木ヒロミツを若くして一回り太らせたような婦警さんじゃなかっただけよかったかもしれない。


そして一週間ぶりに愛しの財布とご対面。ありがたいことに2人の間には穴あきアクリル板みたいのもない。久しぶりのあいつはなんかビニール紐でグルグル巻きにされててちょっと痛々しかった。中身をチェックするとカード類をはじめ現金もちゃんとそのまま残ってるみたいで安心した。なんか所々がマスキングされた書類にサインして「拾ってくれた人にお礼とかしたいんですけど」と言おうとしたらその前にヒロミツに「拾った人はお礼とかいらないそうなのでこれで手続きは終わりです」と言われた。え?お礼いらない人なんているの?確か2割まで請求できるはずだから8万だとしても1万6000円もらえるのに。僕だったら絶対もらってるのに。なんて奇特な人なんだ。。そう言われるとさっきの書類のマスキング部分はつまり拾った人の情報が記載されてたんだろうと推察されて、個人情報を赤の他人というか財布落とすようなバカに知られるのが嫌な人なのかもしれないけど、やっぱりすごく謙虚で財布届けるくらい当然と思ってるような人なんだと思う。


ここに感謝の気持ちを書いても伝わらないかもしれないけど、拾った方、重ねてありがとうございました。なくなったと思ったお金はできるだけ(できるだけとか言ってるとこがダメな気もするけど)有効に使おうと思います。