結婚式日記

友人の結婚式参加のため六本木へ。午後から雨だというので現地でスーツに着替えることにした。が、ちょっと時間がやばそうだったので乗り換え駅のトイレで着替える。会場は駅から徒歩2分ということだったけど、出口を間違えたため5分くらい歩いてやっと到着。なんかやたら天気がいいけど本当に降るんだろうか?


クロークで友人を見つけたので一安心。その後続々と集まってくる。早く来たのは余興のリハーサルのためだったのだけど、なんだかんだで大丈夫でしょうということになって結局全体での練習はしなかった。急いできて損した。控え室に移動し談話してる最中にしつけ糸を外し忘れてる部分に気づき慌てる。バーテンダーの人に鋏を借りてトイレでこっそり処理。うちを出るのが遅くなったのもしつけ糸のせいだったりする。おまえなんか大嫌いだ。


式場が開いたので移動。僕が座るとこは両サイドの一段高いブースみたいな席だった。隔離されてるようでちょっと居心地悪い。テーブルは3人席だけど、1人はカメラマンとして動き回ってるので座ってるのは僕と隣の女子だけ。あんまり話すことがなくてちょっと困った。喫茶店で2時間もたない男。


式始まる。新郎新婦入場。実は両方とも友人だったりする。新婦は綺麗だった。ドレスはマーメイドなんちゃらというタイプだそうでスタイルがよくないと着れないらしい。ふーん。新婦が笑みを浮かべて割と余裕な感じなのに比べ、新郎の方はかなり緊張してるようだった。顔がこわばってる。


結婚式は人前式というやつで、会場で婚姻届にサインをし参加者に認めてもらうという感じだった。こういうタイプのに参加したのは初めて。式場で用意した誓約書みたいなものに書くのかと思ったらリアルな婚姻届でちょっと意外。司会の人に認める人は大きな拍手で、とか言われる。しないわけにはいかなかろう。その後はそのまま披露宴に移行する。新郎の親戚のおじさんの音頭で乾杯。緊張してるのかものすごい噛みまくってた。


やっと料理が運ばれてくる。シーフード主体なものが多くてなかなか美味しかった。なんかのテレビで同じテーブルの人は同じくらいの食事のペースにするのがマナー、みたいなことを言ってたので僕はカメラマンの人に合わせようとしてたのだけど、隣の女子はお構いなしに早いピッチで平らげてた。いやいいんだけど。ケーキ入刀のあと互いに一口ずつ食べさせるなんてイベントもあってこれも初めてだ。それぞれ意味があるらしいけど*1、とってつけたような感じだった。


半分会社の説明だったりする長ったらしいスピーチやらが終わっていよいよ余興。やっぱり事前にリハーサルはしておくものだと思った。それでも大失敗はなく無事終了。次の余興の人たちよりはマシかなと思った。失礼。あとは著作権的に問題ありそうなビデオ上映やらスライド上映しながらの新郎の歌やら両親への贈り物やらで式はつつがなくお開きとなった。最後に全員で写真撮影。乾杯のおじさんがいい具合に酔っ払ってた。ああいう人なんだな。


特に二次会とかはなかったので友人グループで近くの喫茶店に移動。なんだかんだ2時間くらい話して、新郎新婦を電話で捕まえて食事に行く組を帰る組に別れて解散。結局雨も降らなかったし、いい結婚式だった。どうぞお幸せに。

*1:男が稼いで奥さんを食べさせ奥さんが料理を美味しい作って旦那をもてなすとかなんとか