最近読んだ本

私の優しくない先輩

私の優しくない先輩

小さな島に住む病弱な女の子が嫌いな先輩に大大大好きな人を知られてしまってさぁ大変、という話。


日日日2冊目。ホラーテイストだった「ちーちゃんは悠久の向こう」(ISBN:4797495588)とは打って変わって恋愛青春もの(でいいのかな?)だった。「ちょっと切ない」を頭につけてもいいかもしれない。話の展開は割とベタな感じだけど「ちーちゃん〜」よりはこっちの方がなんとなく好きかな。短いし。


あと話とは全然関係ないけど精霊(?)は無理くりでも4つ出してほしかった。

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

ちょっとした出来事をきっかけにクラスの中で特別な存在になってしまった少年と彼だけに見える子供「アオ」と新任の先生の話。


前半は読むのが辛くてしょうがなかった。こういうの苦手だ。感情移入するのも考えものだと思った。

あと乙一はあとがきが本編より面白いと思うのであとがきだけ書けばさぞ面白いだろうと一瞬考えるけど多分それは思ったよりは面白くなくてそれはまるでショートケーキのイチゴばっかり集めたものみたいなものだあれでもそれはそれは美味しそうで例え失敗してるよと思った。

クリスマス・テロル invisible×inventor (講談社ノベルス)

クリスマス・テロル invisible×inventor (講談社ノベルス)

衝動的に乗り込んだ貨物船が着いた島である人物を監視するよう頼まれた主人公がふと目を離したすきに・・・という話。


とりあえず最後は「エヴァンゲリオン」みたいだと思った。全然似てないけどなんとなく。ちょっとこの設定いるの?ってのがあったりなんでそこにたどり着くの?ってのがあったりありえない時間の経過があったり色々破綻してるような気がするのでそういう細かいこと(?)が気にならない人は楽しめると思う。