最近読んだ本

ダブルダウン勘繰郎 (講談社ノベルス)

ダブルダウン勘繰郎 (講談社ノベルス)

西尾維新3冊目。かつて探偵だった者と探偵を志す者とかつて探偵を志した者の話。清涼院流水の作品で出てくるJDC(日本探偵倶楽部)が存在する世界という設定。


清涼院流水の作品はかろうじて「コズミック」だけ読んでたのでJDC?何それ?ということにはならなかった。でもまぁ知らなくても困ることはないだろうと思う。もうちょっと犯人との駆け引き的なものが楽しめたらとか主人公の境遇とか知りたかったりとかはあるけどサクッと読めたのでそれなりに面白かったんだと思う。薄いってのもあるけど。


あともうちょっと若いときに読んでたらそれなりに感じるものがあったかもしれない。本を読むタイミングって重要だよなぁと思った。若いときにはこんな作品はなかったんだけど。

ブランコのむこうで (新潮文庫)

ブランコのむこうで (新潮文庫)

星新一久しぶり。学校帰りに自分そっくりな子を追いかけていったら不思議な世界に迷い込んでしまう話。


この前WBSかなんかで装丁を変えたら売り上げが伸びたとかやってたのを図書館で急に思い出して借りてみた次第。借りたのは書影と同じ新装丁版だった。星新一は小中学生のときに結構読んだので面白いというより懐かしい感じ。ちなみにこれは未読だった。