やっと読み終わり

どんどん変に…―エドワード・ゴーリーインタビュー集成

どんどん変に…―エドワード・ゴーリーインタビュー集成

エドワード・ゴーリーへのインタビュー集。通勤電車内でしか読まなかったし、荷物が重いときは別の文庫本に浮気したりしてたので読み終わるのにえらい時間がかかった。


感想。作品とか風貌から思われてるほど変人じゃなく、むしろ謙虚で物静かな職人とか学者ぽい人なんだなというのがわかった。バレエ好きで猫好きなとこがグッとくる。話の中に出てくる本や映画や人に関する注釈がとても多いのだけど、ほとんどわからないのが悔しい。それだけ博識だってことなんだろうな。


所々にある挿絵に日本語版がまだ出てないものがいくつもあって嬉しい。


あと人様の日記を読んでて面白そうだったので買ってみたこれ。
働きマン(1) (モーニング KC)

働きマン(1) (モーニング KC)

雑誌編集部で男勝りに働く女性編集者の話。僕は自分というものがなくすぐに本やら映画やら漫画やらに影響されるのだけど、これを読んでも仕事に対するやる気がさっぱりわきあがらないので相当今の仕事がイヤなのだなと改めて思った。


話の内容とはあんまり関係ないが、狙ってるのかどうだか登場人物の名前の付け方がこんなんでお金もらっていいのか?と思うくらいものすごい安直な感じ。でも女子社員2名の元ネタがわからなくてちょっぴり悔しいので「仁義なき戦い(asin:B00005L9NR)」とか見ればいいのか?とか思った。


あとつい最近まで安野モヨコデブ専漫画家友沢ミミヨがごっちゃになってて、庵野秀明氏と結婚してたのは友沢ミミヨだと思ってたのは人には言えない秘密。だって庵野氏、決して痩せてるとは言えない体型だし。アンノ繋がりという連想記憶術の回路ができたのでもう間違えない、多分。