最近読んだ本

まどろみ消去 (講談社文庫)

まどろみ消去 (講談社文庫)

ミステリっぽいのやそうでないのや色々の短編集。


なんか無理矢理叙述トリック使ってるような感じの話がいくつかあって別に必要ないんじゃないかと思った。西之園さんが出てくる2編は安心して読めるというかまぁ普通の話。普通でもないか。「心の法則」はよくわからなかった。理解力が足りない。一番よかったのは最後の「キシマ先生の静かな生活」。最後はちょっと切ないけどいい話だと思う。

悪戯王子と猫の物語

悪戯王子と猫の物語

(多分)悪戯王子が猫に話してきかせるという体のショートストーリー20編が収録された絵本。


詩的なのあり抽象的なのありオチがあるものあり。1編が4ページ弱なのでサクサク読める。でもあんまり印象に残らない。そんな感じ。あとすばる氏の絵はやっぱりあんまり好きになれなかった。