最近読んだ本

光車よ、まわれ! (fukkan.com)

光車よ、まわれ! (fukkan.com)

裏側の世界からの侵略者に気づいた主人公と仲間たちがそれらに対抗する力を持つ「光車(ひかりぐるま)」を探していく話。


Excite エキサイト ブックス*1で「トラウマ児童文学」とか紹介されてたのを覚えてて図書館でたまたま発見したので借りてみた。大人なのでかどうかわからないけどあんまり怖いという感じはしなかった。上記サイトの紹介記事*2でも書かれてるけど、イメージしづらい描写があったり伏線らしきものが活かされてなかったりオチもなんとなく考えオチみたいな感じでスッキリした読後感じゃなかった。全体的に暗いムードがつきまとってるしその辺のモヤモヤ感が子供の頃読んでたらトラウマとまではいかなくても漠然と不安を感じさせたかもしれない。

クラバート

クラバート

魔法使いである親方の水車小屋で魔法を学びながら働くことになったクラバートが仲間の死やら歌の少女との出会いやらを経て進むべき道を決める話。


これも上記サイトで知った。や、もうちょっと前に知ってたかも。読み終わったのは最近じゃなくて大分前なのだけどなんか書きそびれてたのでついでに。これも全体的に暗いけど読後感はいい。最終対決が割とアッサリしててちょっと拍子抜けだったかも。民話に基づいてるらしいので破綻とかはなくて安心して(?)読めると思う。