しっぷうどとう

全11巻の剣道漫画。中学時代は色んなことから逃げていた主人公、長門烈。高校入学直後、あることをきっかけに剣道に興味を持ち、一人前の剣士として成長していく物語。


なんか面白そうでちょっとくらいはタメになりそうなのはないかと某古本屋をウロウロして発見。この作者の他の漫画は知らないけど、近くに昔の剣豪の話みたいなのもあったので、そういう系が得意分野なのかも。あとがきで剣道やってたらしきことも描いてあったし。絵は上手いほうだと思うけど、時々主将の顔が崩れるような気がする。


感想。まぁありがちな秘めた才能を持つ主人公の成長物語で、空手の参考になりそうなとこは特になかった。漫画にそんなもの求めるなってこともあるけど。展開が早くてサクサク読める。が、展開が早い分主人公急に強くなりすぎ。あとせっかくあみだした必殺技的なものを重要な試合で使わないのであれ?とか思った。


一応話しはきちんと完結してて打ち切り感もないのだけど、もう少し主要な登場人物のキャラクターを深めるようなエピソードとかも欲しいような。ちょっとだけあるテコ入れ的な色恋話も消化不良な感じがした。


うーん、あんまりほめてないな。。スポ根ものが好きな人にはいいかも。漫画喫茶で読むとコストパフォーマンスもいいと思う。←これもほめてるわけじゃないな。