新体操(その2)

団体と個人の決勝を見る。団体はどこのチームも中国雑技団かと思った。ステージ全体をカメラがとらえると多分取り損ねたんであろうリボンやらボールやらが時々映るんだけど、いつ失敗したのかがあんまりわからない。その辺のリカバリーな技術とかも相当練習してるんだろうなぁ。採点するのが大変そうだ。解説を聞いてると演技の難易度で細かくポイントが加算されてくようなんだけど、どこのチームのも個性的で優劣とかつけ難い感じだ。まったく同じ演技をすれば差が出るかもしれないけどねぇ。


個人は結局ロシアのカバエバが優勝。この人は柔軟性で大分得してるという印象。解説の人も言ってたけど、ボールとか取りに行ってる感じなのが多かった。自分の持ち味を最大限に生かすという意味では正しい戦術なのかもしれないけど、なんかそれに頼りすぎっぽかった。個人的には3位のベッソノワの方とか5位のゴディンコとかの方が好きだ。投げた手具が待ってる場所にスポンと落ちてくる。振り上げた足を下ろさずにもう一度振り上げる。練習の成果ですって感じの演技がいい。